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西田昌司参院議員×八木康洋在特会会長対談動画第三回テキスト版「心をなくした天皇制」

西田昌司参議院議員と「在日特権を許さない市民の会」八木康洋会長との対談をまとめた動画「『心をなくした天皇制』西田昌司×八木康洋 保守対談 VOL.3(Youtube)」のテキスト版を公開します。次回の動画は、3月28日公開予定です。

「週刊西田」

西田
「左翼のそういう連中をやっつけるにしても論破するにしても、戦後の左翼教育を全部受けているんだから、それでそれが一番正しいと思い込んでる。つまり(左翼勢力から見ると)彼らの方に正義があって、我々の方に分がないんですよ。分がない人がガーっと暴れてしまうと、これトンデモない奴だなとなる。それをこちらが勝つようにしようとするにはどうするかというと、自信を淡々と積み上げて、一人一人論破していって、『あれ。確かにそう言われたらそうだな』ということを感じさせないと。そういう人にそれをやっていくのは非常に大変なことなんです。僕も一番最初こういう事を府会議員の時代に考えて、街頭遊説もそうだけど、もちろん怒鳴ってないですけどね(一同笑い)。淡々と喋っています。そういう事を自分の講演会とか色んな演説会とかやると、今でこそ段々我々のこういう話もそうだと、やっぱり戦後の占領の時代はおかしかったということから、左翼的な事がドンドン剥がれていってるけど、当時、今から20年30年前なんかは、憲法が間違ってるとか言った瞬間から『右翼だ』と話を聞いてもらえない時代で、(相手の反応は)『頭おかしいんか』という感じですよ。

それを『そうじゃない』と普通の人よりかなり物を考えている人だという事で、我々もやっぱり信頼されるようになってきた。ただ(在特会は)民間団体だから政治家じゃないんで、運動としてやっていくのは勿論いいんですけれども、誤解されても仕方ない。

要するに彼らのやり口なんですよ、右翼=暴力と、こういう話で繋げてるんです、彼らは。そこをそうじゃなくて淡々とやっていくと、逆に向こうの方が現実を全く無視した事で、矛盾だらけの戦後の体制を全く整理できないままになっている。どちらがおかしいんだということを、キッチリこちらが整理してやっていったらこっちが勝つのが必然なんです。
そういう運動でドンドンやっていくのは僕はいいと思うんですけれどもね、まあ運動のやり方は自由ですから(一同笑い)。

しかしこういう話をした方が良いと思いますよ。ただ、在特会が出てきて良かったのは、かなりタブーだったんだけれど思ってるところがありましたよね。日本人の(心の中の)うやむやね、それを在特会がある種晴らしたというか、そういうところがあった。しかしやり方として、ヘイトスピーチとか、暴力的な言動になってしまうと後ちょっと引いてしまうんですね。初め僕は『在日特権を許さない市民の会』というのはそう酷いものじゃないと思っていたんです。ところが後から(知ったが、)あまりにも過激なやり方をしていて、これはちょっと付き合いきれないなということ、というか始めからお付き合いも無かったんだけれどそういう印象でした」

八木
「私としては、在特会もどんどん変わっていかなければならないと思うので、出来たての頃はとにかく目立つということは最優先でやらなければならないと。多少過激な事でも言わないより言った方がいいと(思ってやってきた)。でもここまできた段階で、じゃあそのままでやっていいのかと言えばそうではないと思います。後は私の個人的な意見だけではなく、私は一応、会の意見とか会員の意見を代弁しなければならないので、こういう話を聞くと逆に今度は『相手に合わせてどうするんだ』と(いうことになる)。相手の戦い方というのは、やはり左翼の戦い方というのがあって、彼らは彼らなりに挙げ足も取ってくるし、暴力というのもそれこそ右翼以上にやってくる。それに対してただ我々は指をくわえて見ているだけなのか。そういうところにキチンと対抗していくという勢力も必要なのではないかという意見をもっている人もいます。
やはりそれはそれで私達は大衆運動として認めていこうかなと(思っている)。これは私のというか在特会の方針で、そうは言っても、やはり問題となっているプラカードとか持って『良い朝鮮人も悪い朝鮮人も殺せ』というあのプラカード確かに一回だけなんですが、本人もこれは宣伝効果にならないとすぐに理解してくれましたけれど。

西田
「桜井さんですか」

八木
「一般のデモ行進に来た人がが持っきて…」

西田
「それはダメだ、それはダメ。要は異様、えー?となってしまう」

八木
「結局そういうことを、活動を通じて経験してくださいと。我々は多少の失敗は認め合っていかなければならないし、そうじゃないと大衆運動として成り立ない。私達はそれを言いたいが為に新大久保に行った訳ではない」

西田
「片一方でしばき隊というのですか何か知らないけれど、要するに左翼勢力がやっている。そいつらに負けてどうするんだと。お互い切磋琢磨だったら良いんだけれど、お互い暴発してしまうからね。そういう事もあったんでしょう。要するそういう手に乗ってしまうと、暴発してしまうんですよ」

(八木さんは)元々科学者なんですよね、それで今日はこのようなテーマが出ていたんです。
『超伝(電)導の表記と憲法と国体』これ八木さん側の提案で出たんですね、これどういうことなのか教えて下さい」

八木
「私はやはり西田先生のプロフィールを見て、これは凄いなと思ったのは、超電導の電導という字を”伝え導く”というふうに書いているんですね、これは我々理系の人間からしてみると非常に分かりやすい表現なんです。しかし、通産省の昔の表記というか、正しい表記というのは、伝え導くじゃなくて電気を導くと書いてあるんです。ただそれで書かれると我々(理系の人間)は全く何を表現しているのか分からない。結局、超電導を電気を導くという書き方で(書くと何が)分かりづらいかというと、結局超電導という現象は電気だけではないんですよ。伝導現象というのは、中学校の理科で習うような定理の問題なんですが、伝え導くという字が正しい。その伝導現象がスーパーになるから超伝導という、ただそれだけの話なんですが、伝導というのが電気を導くという書き方をすると、何のことだか分からない。例えば導電性って字をひっくり返して電を導くと書いてくれれば確かに”電を導く”んだとわかります」

西田
「超電導というのは、絶対零度に近くなっていくと抵抗がゼロになって、電気がずっと流れ続けますと、ということは電気ずっと流れ続けているから電源を切ってもここで流れ続けるから磁石としてずっとなってますというんですよね、そういう現象でしょう」

八木
「結局ゼロにはならないんで、ずっとというわけにはいかないんですけれど、限りなく抵抗ゼロ近くになりますので、そういった意味では、今からその応用先としては磁石ですよ、電磁石をいかに強力なものを作るかということで」

西田
「一番最初にドンと大きな電流を与えると後はほとんど電流流さなくてもずっと電磁石になったままだということですよね。リニアモーターカーなどは超電導ですよね。だから浮く時に電気代はいらない。初めにドンといるんだけれどいっぺんにやっちゃうとそれでずっと浮いちゃうという形なんですね。あまりこの話しても皆さん興味あるか分からないですが」

八木
「それ(西田先生のプロフィール)が私は非常に面白いなと思ったところで、いわゆるポリティカルコレクトネスみたいな事よりも、ちゃんと正しい書き方してくれているなと非常に興味を持ったということです」

西田
「それで憲法と国体というのは」

八木
「それは話が飛んでしまうのですが(西田「飛んで下さい(笑)」、保守の会の講演会を聞いていて非常に面白いなと思ったのはですね、いわゆる生前退位という話、天皇陛下譲位の問題ですね、その時の皇室典範というお話をされていた時にですね、あまりにも何というか冷たいやっている議論が、私も同じ様に思っていたところがあって、論理的に片付けられる問題と論理的片付けられない問題で、国体という話は基本的に論理的に線引きなんて出来るはずがないじゃないですか、そこが面白いなと思ったのです」

西田
「そこが大事なんですね、結局ねこれ今自民党それから野党も含め議論を議長の斡旋の元で、この天皇陛下の御譲位の問題についてやっていくんですが、私も実は党内で議論があった時に、なかなか平場でやらせてくれない、その理由もわかるんですよ、なかなかこういう天皇陛下の御譲位の問題をここで賛成反対と、皆んなの見ている前でやることはある種はばかれる話しですから、それは静かにやりましょうというのは分かるんですが、じゃあどうしたらいいかというと自分の意見を書いて出したわけですね、それは私のホームページ上にも出てますからご飯になっていただいたら良いのですが、そこで私が一番感じたのは正に八木さんと一緒で、要するに専門家の意見しか出てこないんですね我々が知るのは、党内でどういう議論しているかというよりも、専門家会議ではこういう意見が出ましたという話しね、それは非常に僕は無礼だと、天皇陛下に対してなんだ!という気持ちがあったわけですよね、特に天皇陛下の御退位を認めると、天皇陛下が辞めたいと言ったら辞めるということになるとですよ、もし仮に天皇陛下が変な天皇陛下が出てきてですよ、次に皇位継承者がいないのに辞めると言っちゃたら、それで天皇制が終わってしまうじゃないかとか、それから天皇陛下の言う事を聞いたら天皇の聖域に対する介入でですよ、それは正に憲法が禁止している事じゃないかとかね、『あなた何を言ってるの?』というトンデモ専門家の意見が書いてあるわけですよ。

それを見た時に彼らは、まあ結構保守系の人の中にもいるんですけれどもね、それは何かと言うと心を忘れた天皇制になっているんですね、ある種天皇陛下も含め憲法にそう書いてますから、今の憲法じゃなくて明治憲法にもちゃんと書いてありますしね、なんだけれども要は法律の中の存在だからある意味で言うと、天皇機関説っていうのは分かるわけですよ、国のある種の機関組織の一つだと、しかしもう片一方であるのは天皇陛下に対する崇敬尊敬の念というものが国民の中にあって、その存在があるわけだから、そう考えると物じゃないんですよ、やはり我々そういう思いというものがある象徴なわけで、そうすると物扱いでいいのか?と、そうじゃなくて天皇陛下がこう仰っているなら、それを聞くのが承詔必謹という言葉がありますように、原則そうじゃないよと、はじめに国民というか臣民というか昔だったら臣民ですよね、そういう気持ちが全く感じられないわけね専門家の方から、それはいかがなものかというのがやっぱり一番あったわけですよ。

私は、高村副総裁がこの座長(自民党「天皇の退位等についての懇談会」)ですから、直接言いに行った事があるんです。「私の意見はこうです。」と言いながら行ったら、高村副総裁も全く同じ意見でした。要するに「僕は心のある天皇機関説だ、得てして天皇機関説でもいいんだけれども、心のないそういう機関説になっちゃうと冷たいものってダメだよね、君の言う事は良く分かる」と意見は同じ様な事になってきたんです。ですから高村副総裁が座長となって自民党の意見をまとめながら、野党との交渉をしていかれるんで、そんねおかしなまとまり方には私はならないと思いますが、この問題はきっちりどういうふうに国民に経過を伝えていくか、ちゃんとやっていかないといけないなと思います。そんな状態です」

八木
「私は結局憲法自体がそんなに国体というものに背いてないと思うのです今の憲法が、実はね(両者同意)。
象徴という書き方も論理的に昔も今も天皇陛下というかあり方を考えればそうなっちゃいますよね、憲法9条にしても日本が戦争を起こしにいくっていうのは歴史上ほとんどないですよね、そう考えるとやっぱり周りの国の周囲の国の信頼を基にして平和にやりたいとそのままのものを憲法前文に書かれていると、私は今憲法改正だと色々出ていますけれどこれを変えられないというのはある種わかるなっというのはあります。なかなか変えたくても変えられないというのがある」

西田
「要するに憲法の問題は、作った時の意図があって、占領基本法そのもので、やっぱり憲法前文の書きぶりなんてかなり無茶苦茶だし、その辺は何と言っても納得できないんです。できないんだけれども、全部無茶苦茶かと言えばそうでもなくて、例えば歴史的にも事実上象徴だったわけだし。それはいいんですけれど、要はそういう事も含めた議論をしていないんです。そこが一番問題なんですね」